卯の花が花盛りです。
「卯の花の匂う垣根に~♪」 の卯の花は、初夏に白い花を咲かせるウツギの花のことです。
旧暦の四月(卯月)頃に咲くことから卯月の花・・・卯の花と呼ばれたそう。
卯の花の匂う垣根に
時鳥(ホトトギス)早も来鳴きて
忍び音もらす 夏は来ぬ
佐佐木信綱による作詞は、古典文学者による19世紀の歌曲ということもあって
聴きなれない表現もありますけれど、日本語の美しい響きに癒されます。
二番の歌詞は
さみだれの そそぐ山田に
早乙女が裳裾ぬらして
玉苗植うる 夏は来ぬ と、美しい情景が目に浮かびます。
枇杷も色づいてきました。