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感謝をこめて

  • Kyoko Yamamoto
  • 2017年12月31日
  • 読了時間: 1分

2017も暮れようとしています。

今年は、セラフィオーレの5年ぶりの作品展があり、母校の作品展も続き、懐かしい方々との再会や、新しい出会いに、あらためてあたたかい人との繋がりに感謝した日々でした。

2018はどんな年になるのでしょう。

新年早々の1月2日に2018最大の満月が見られるそうです。

月といえば、地歌に「残月」という曲があります。地歌の代表的な追善曲のひとつです。

 磯部の松に葉隠れて 

 沖の方へと入る月の

 光や夢の世を早う

 覚めて真如の明らけき

 月の都に住むやらん

 今はつてだに朧夜の

 月日ばかり巡り来て

祖母が亡くなった時の演奏会にひかせていただいたのですが、月の都に住むやらん、と歌うたび胸がいっぱいになりました。今夜のお月様も綺麗です。月に住む愛しい人々にも思いを馳せて、新しい年を迎えることにいたしましょう。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ!


 
 
 

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