2017も暮れようとしています。
今年は、セラフィオーレの5年ぶりの作品展があり、母校の作品展も続き、懐かしい方々との再会や、新しい出会いに、あらためてあたたかい人との繋がりに感謝した日々でした。
2018はどんな年になるのでしょう。
新年早々の1月2日に2018最大の満月が見られるそうです。
月といえば、地歌に「残月」という曲があります。地歌の代表的な追善曲のひとつです。
磯部の松に葉隠れて
沖の方へと入る月の
光や夢の世を早う
覚めて真如の明らけき
月の都に住むやらん
今はつてだに朧夜の
月日ばかり巡り来て
祖母が亡くなった時の演奏会にひかせていただいたのですが、月の都に住むやらん、と歌うたび胸がいっぱいになりました。今夜のお月様も綺麗です。月に住む愛しい人々にも思いを馳せて、新しい年を迎えることにいたしましょう。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ!