ミモザが黄金色に輝き、春の訪れを感じる頃となりました。
春の訪れといえば、宮城道雄先生の曲に「春の訪れ」という作品があります。
お箏と尺八が長閑に対話しているような美しい曲です。宮城先生は、お目がご不自由でいらしたのですが、庭に集う小鳥たちの様を、またさえずる様子を楽しんでいらっしゃったのでしょう。
親しい大切な友人のお母様が永い眠りにつかれたとお聞きして、気持ちを届けたくてお花を作りました。彼女のお母様の柔和な笑顔や、お優しいお声や、友人との思い出を懐かしく思い返しながら、心込めて作ってゆきました。静かな花を予定していたのですが、作るうちに、元気になってほしい思いから、明るい愛らしい花が増えてゆき、このようなアレンジメントができあがりました。器も、既製の花器に布を貼ってみました。
無事に届き、今、お母様のお優しい笑顔のお写真の横に飾っていただいてます。
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